最近、修復が完了し鮮やかな色が復元された宇治平等院とほど近い三室戸寺。京阪電車では1駅分の距離がありますが、宇治橋から1.5kmほどなので、20分くらいで歩けます。
三室戸寺は、西国観音霊場10番の札所で、5月のつつじ、6月のあじさい、夏の蓮の花、秋の紅葉で有名なお寺です。5月と6月には観光客も多く、京阪京都バスの臨時バスがJR宇治駅から京阪宇治駅経由で運行しています。
しかし11月は臨時バスもないので、歩くこととしました。
途中には関西電力の変電所がある関係か、送電用の大きな鉄塔が多いのですが、なんとすべてが緑色。そう宇治なので「お茶の色」に塗られていました。
大きな通り沿いに10分ほど歩くと、曲がり角に大きな案内がありました。
さらに住宅街を10分ほど歩くと到着!
生垣がきれいでした。
門の手前で入山料を支払います。
大人500円、小人300円です。
門をくぐると上り坂になっていてます。
右手には有名な「つつじ」「あじさい」の庭園がありますが、
11月だったのでスルーです(笑)
6月にはあたり一面、アジサイが咲くそうです。
最後に急な石段をあがると本堂のある境内に到着です。
そこで一番に目についたのが、
財運・金運の蛇神の宇賀神さま。
頭は 老翁、体は蛇で蓮に乗ってらっしゃいます。
頭をなでれば健康に、尻尾をなでれば金運をいただけます。
迷わず尻尾を触らせていただきました。
その向かいの手水所には、お不動さんもいらっしゃいました。
創建は770年というますから奈良時代です。
そういわれると歴史が感じられます。
しかしここでも目を引いたのは、向かって右手の「開運の牛」。
口から手を突っ込んで、中にある玉に触れれば開運が・・・。
こちらもしっかり触らせていただきました。
さらに左手には、「狛犬」ならぬ「狛兎」。
三室戸寺は宇治の莵道というところにありますが、
地名の由来は、仁徳天皇の弟の菟道稚郎子が宇治に来た際に
ウサギが道案内したとか。。。
その兎が抱える玉のなかにある「卵」を立たすことができれば
願いが叶うといわれています。
もちろんこちらチャレンジ成功!です。
三室戸寺には、「狛蛇」「狛牛」「狛兎」があるのですね。
お供えするお線香にも種類がありました。
商売繁盛はなかったので、心願成就ということで・・・
本堂脇の建物では、お守りなどが授与されてました。
また本堂の右方向には、三重塔があります。
こちらは室町時代に建立されたものだそうです。
枯山水のお庭もありました。
訪れたのは11月中旬でしたが、庭園内は紅葉が始まっていてきれいでした。
おそらく見ごろは、11月下旬から12月上旬でしょう。
というわけで、
金運、健康運、開運、心願成就などいただいて
帰路につきました。
帰りに立ち寄った、宇治川左岸でこんな自動販売機見つけました。
辻利のペットボトルのお茶知らんかった ( ̄。 ̄)ホーーォ。
気のせいか、おいしかったです。
源氏物語ミュージアムも平等院の近くにあるそうです。
源氏物語 宇治十帖 と刻まれています。
なかなか宇治を満喫できた1日でした。
三室戸寺 拝観時間
◆拝観時間
8時30分から16時30分 ( 4月1日から10月31日)
8時30分から16時00分 (11月1日から 3月31日)
※拝観最終受付は閉門時間の30分前まで
納経最終受付は閉門時間の30分前までとなっております。
※年末休み (12月29,30,31日)
※大雨警報の発令の場合、拝観中止となります。
◆拝観料
大人500円 / 小人300円 (団体割引30名以上 大人400円)
◆宝物殿 別途300円 毎月17日公開
公開開始時間 9:30/ 10:30/ 11:30/ 13:00/ 14:00/ 15:00
※各回管理の都合上開始より20分間とさせて頂きます。
三室戸寺アクセス
【電 車】
京阪 三室戸駅下車、東へ徒歩15分
【自動車】
京滋バイパス宇治東ICより3分
[注意]大阪方面よりは京滋バイパス宇治西ICを利用して下さい。
三室戸寺駐車場
【駐車場】
収容台数: 300台(有料)
乗用車: 500円
バス: 2000円
(拝観時間、アクセス等は三室戸寺ホームページより)
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